2023-12-21

UBC構内🌿サステナビリティ施設見学ツアー

皆さんこんにちは!

あっという間に年末も近づいてきましたね・・・。

 

今年は数多くの団体様にお越し頂き、

トワイライトにとっても新たな取組や催しが多く

大変勉強になった年でした☺️

 

実は、昨年頃からお手伝いをしてくれているUBCバディが、

化学工学のマスターを受講しながら、UBCサステナビリティ・アンバサダーもしているのです✨

 

化学工学を用いた環境保全や気候変動への対策を学んでいる彼は、

当然のことUBCでの環境活動についても詳しく、トワイライトスタッフも勉強会を兼ねたミーティングを経て、

UBC構内サステナビリティ施設見学ツアーを敢行することができました🙌

 

 

その中から、少しだけご紹介!

まずは、Centre for Interactive Research on SustainabilityことCIRS🌳

UBC学生の間では、教室やテスト会場としてもよく知られているこの建物、

サステナブルな機能がたくさん詰まっているのです💡

 

©UBC

例えばこの窓のデザイン。素敵な鳥の絵があしらってあり、アートとしても素晴らしいですが、

実は生態系保全を考え、緻密に設計された模様なのです🦜

 

細かな線が描かれていますが、これらは5cm〜10cm以上の間隔が空かないようデザインされています。

それによって、透明な窓を「空が続いている」と見誤り、突進して死んでしまう鳥たちに

「ここには障害物があるよ」と教えてあげられるのです。

 

なんと、UBCでは年間10,000羽もの鳥たちが、窓への衝突によって命を落としているのだそう。

それを減らすため、学生主体のプロジェクトが発足し、実際にこの窓もUBCの大学院生によってデザインされています🎨

 

こちらのCIRS、建物自体もすごいのです!

©UBC

 

天井にはソーラーパネル、窓には3階分を覆い尽くす蔦のカーテン、床はプラスチックやタイヤ等の廃材をリサイクルして作られています。

緑生い茂る屋上庭園は、虫や鳥、自生植物の住処となっていて、ヒートアイランド現象の緩和に繋がっているのです🌲

 

この庭園から見える壁には、なにやらクッション材のようなものが設置されているのですが、これは実は雨水を集めて濾過殺菌し、再利用しています🚿

こちら、生活用水に活用しているのですが、飲料水としても活用許可の出ている程きれいな水なのです!

 

省電や資源の再活用等の取り組みが生活に溶け込んでいる様子が見てわかるのが、このツアーの良いところですよね🤩

 

最後に、バス停でも見つけられるサステナブルなものがこちら!

「なーんだ、ただのゴミ箱か・・・」と思ったそこのあなた🫵✨

こちら、ゴミ箱 兼 圧縮機なのです!!!

しかもこのゴミ圧縮機、太陽光発電で一定の重さを感知すると中のゴミを圧縮するように設計されています😳

ゴミが圧縮されると、頻繁なゴミの運送を減らすことができ、排気ガスの減少などに繋がります。

 

ふとした生活のワンシーンの中に、色々な工夫が垣間見えるUBCの様子、伝わりましたでしょうか?😆

これらはほんの一部なのですが、一つの大学というロケーションの中で、これほどのことが学べるのは、生徒さんにとっては絶好の機会だと思います⭐️

 

皆さんのカナダ渡航が実りある、充実したものになりますよう、こういった体験型学習プログラムをどんどん提供できたらと思っています🫡

 

みなさんの「こんなことカナダで学びたいな」「これカナダでできたらいいな」という思いをこれからもたくさん実現していけたらと思います💕

今年ももうすぐ終わりですが、皆様どうぞお体を大事に、素敵な年越しをお迎えください🙏

 

By Masumi & Mayumi

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