2021-04-02
某高校様とオンライン英会話『グローバル🌏リーダーシップ』
もう4月ですね!すっかり春になり、もうすぐ葉桜になりそうな街並みのバンクーバーです🌸
7時を過ぎても外が明るいと活動時間が増えるので、まさに春のご褒美だなぁと感じるのです🌱
とはいえ、バンクーバーのあるBC州ではまたもコロナ対策強化期間に入り、
- レストラン、カフェ、パブ等の店内飲食の禁止
- 室内スポーツやアクティビティの中止
- ウィスラーの営業停止
などなど、向こう3週間、さらに厳しい規制が発表されました。
ワクチン普及までの追い込み期間として、市民一丸となり、ここが踏ん張り所です!!💪
日本の皆様も、お気をつけくださいませ🙏
さて、少し前にはなりますが、とある高校様向けにオンライン英会話をご提供させていただきました💻
テーマは『グローバル🌎リーダーシップ』です👏
グローバルな視点とは?グローバル人材の素質って?という、大人でも返答に困りうるなかなかハードなテーマです
難解なテーマでありつつも、現在はグローバルリーダー育成プログラムを提供するビジネスや、リーダーシップを育む教育プログラムなども注目を集めています!
UBCでも、多様性の中で学ぶ大学生活の準備段階として、高校生向けにこんなプログラムが実施予定のようです 11泊で$4250!もちろん飛行機は代含まれておりません。。。
そんな注目の「グローバル・リーダーシップ」をテーマとした今回のオンラインプログラム。導入では、リーダーとは?という問いかけから、文化間の違いの一例などを、映像やスライドでお見せし、ディスカッションに向けて学習を深めました
今回は、高校1年生対象のプログラムでしたので、段階を経てディスカッションを深めていく方式で進行させていただきました!
ディスカッションは、それぞれ新しいUBC学生をパートナーとして迎え、計3回行っていただいたのですが、
- 部活動や学校外の習い事・スポーツでのチームワークについて
- 学校の授業や行事でのグループ活動について
- 国際色豊かなチーム・グループでの活動(将来の仕事など)について
というスリー・ステップで話を深めて頂きました
部活だけでなく、生徒会活動についても紹介してくださった生徒さんや、リーダーとしての視点だけでなくチームメンバーから見たリーダー像についてを深めていったグループ等、多彩な広がりを見せたディスカッションとなりました
総括では、ご参加された生徒様それぞれからも一言頂戴しましたが、
- 自分のグループは、自身がリーダーとしてチームを引っ張りたいタイプが多くてびっくりした
- 色々なリーダーのタイプが挙がった
- カナダの学生から聞いた『グローバルな』リーダー像が興味深かった
- 「英語を伝える」ことの大事さがわかった
などのフィードバックが聞けました
ちなみに、この最後の「英語を伝える」・・・これは、メインテーマである「グローバル・リーダーシップ」に準ずる、今回のプログラムの重要なキーワードでした
「英語を話す」のがまだ得意でなくても、「伝える」手段って、実はいっぱいありますよね言葉がわからない・・・でも、表情で、ジェスチャーで、イラストで、演技で伝える努力ができるそうやって、「伝われ!」と思いながら相手に届ける様子は、聞き手にとって理解するためのヒントが増えるだけでなく、聞き手の心を打ち「理解したい」という気持ちを刺激しますこれは、英語が現時点で堪能であるかよりも、もっともっと重要なことだと、トワイライトは信じています
最後の総括で、この観点について意見をシェアしてくれた生徒さんがいたこと、我々はすごく嬉しく、そして、生徒さんたちが心を込めて、本当によく頑張った証だと感じました
本題である「グローバル・リーダシップ」の方はというと、大人でもなかなか議論を深めるには難易度の高いテーマだったかと思いますが、皆さんそれぞれ自分なりの意見を表現したり、人の考えを聞くことで自分なりの思考を形作ったりなどができたようです
プログラム後、各グループで記入をしたワークシートには、ディスカッションで話した、様々なリーダーの資質がまとめられていました
- 責任感がある人
- みんなの意見を聞ける人
- チームのために目標設定ができる人
- 発想力があり、アイデアを出せる人
- 他の人に敬意を払える人
- グループをうまく“コネクト”できる人
- 経験豊富な人
- チームメンバーの面倒をしっかり見られる人
- 口だけでなく、実際に行動力のある人
- 人前で話すのが上手な人
- 人の長所に目を向けられる人
- 常に世界の状況を把握し、世界に必要な意見を述べられる人
- 他国の文化を拒絶せずに受け入れられる人
弱冠高校1年生とは思えないような、ラインナップだと思いませんか?特にオレンジ色の項目、社会人でもこれをリーダーに必要な資質である、と言える人は多くないかもしれません。
「他国の文化を受け入れられる」という点、特にグローバル・リーダーにはとっても大事ですよね!文化の違いがあること自体は知っていても、どんなところにその違いが影響を与えるか、未知数です。何か「あれ?」と思った時に、「いやだな」「苦手だな」と思ってしまう前に、ふと、「これって文化の違いかも?」と、相手を尊重し、理解しようとする姿勢があること、とっても大事ですね
高校生という若いうちにそんな視点を持つことのできる彼らを、眩しく、そしてちょっぴり羨ましく思いました
とあるチームでは、「もしもリーダーがいなかったらどうなる?」という話題にも発展し、
- どんな小さなことでも全部話し合いで時間がかかる
- 争いが起きやすくなる
などという観点に気づけたようです!
難しいテーマでしたが、身近な経験から、最後には将来の話まで、盛り沢山の2時間となりました。
今回は2日間に渡り、100名以上の生徒様にご参加いただいた当プログラムでしたが、生徒様はカナダのみならず他4ヶ国ともオンラインでお話をされていて、世界一周研修さながらのご経験をされたようです
日本で短期間にたくさんの国を体験&学習!というのは、海外に行けない今だからこそできることなのではないでしょうか。
次は、どんな学校の、どんな学習体験に立ち会えるのか、トワイライトスタッフ一同楽しみで仕方ありません
それではまたお会いしましょう🎶
By Mayumi
2 Comments
投稿してから14日以上経過しているためコメントを停止しています。
素晴らしいactivityでしたね。成功おめでとうございます。
このプログラムは日本の小中高のすべてに有効だと思います。
各自治体の教育委員会が仲介してくれるとよいですね。
ちなみに、
>海外に行けない今だからこそできることなのではないでしょうか
私は、「日本から海外に行かなくとも、今後はいつでもできる活動だと考えています。」
コロナ禍がトリガーになりましたが、インターネットを使えば、すでに世界中からアクセスできるようになっています。(観光目的の場合で、現地での観光は別ですが)
かりにコロナが収まっても、目的次第で、航空機などで長旅をしなくても良いという利点は認識されてきました。もともと、日本国内でも、コロナ禍で、テレワークと称して在宅勤務が強いられて以来、特に東京近辺の通勤地獄が解消し、交通ラッシュが無くなったら、別な観点でその利点が改めて認識されてきました。
今では少なからずの人が、東京などから環境の良い地域に移住する流れができています。
日本の観光業界もこの流れに乗ろうとワーケーション(workation)なる言葉を創って、盛り上げようとしています。一時的な移住でも、宿泊場所にIT機器や通信設備を含めて提供するなど。
私も先日は、ハワイやマレーシア、タイなどからの同時参加者と一緒の会議に出ました。昔よくあった音声の遅延なども無く、同じ会議室にいるかのようです。30年位前にテレビ会議というのも経験しましたが、それよりずっと進歩しています。
時差だけが問題でしょうかね。
Masa様
ご連絡ありがとうございます!いかがお過ごしでしょうか?キャサリンは、すでに一度目のワクチンを接種したようです。現在はレストランでの食事も禁止ですし、同居家族以外を家に呼ぶことも禁止ですので、昨年Squamishのゴンドラに行った時以来、会えていないのですが、昨日もメールのやりとりをしておりました。
おっしゃいますように特に自治体の場合、予算がそのまま消化されずに残るよりは・・・と思ったのですが、弊社が遅めのスタートで、自治体からは今回受注できませんでした。ただし、Masaさんのおっしゃいますよう私立の学校さんとプログラムを行っている状況です。ご指摘のように時差の問題で、日本の午前中にしか対応出来ないのですが、それでも対応できる時差内でよかったと受け取っております。
実は年末、私の友人たち(NY,東京そしてドイツ)と4カ国でのZoomを行いました!私は朝6時を希望して、東京は夜でしたが4カ国でも支障なく、有意義なひとときを過ごしました。話題は各国のコロナ関係と仕事でしたが、全員私と同年代の女性とはいえ、私以外はみなさんバリバリ一線で働いていらっしゃるので、有意義なひとときでした。通常はメッセンジャーなどで過ごしていたのですが働いている友人とは、Zoomで近況を報告しあうなどするようになり、新たな文化が生まれたと感じております。オンライン学習もコロナ禍でいい意味の変化が生じ、今後も業界の動向をはじめ学ぶことが多そうです。
お体どうぞご自愛ください。
Masumi