2020-03-25
バンクーバーの近況〜コロナウイルスによる生活の変化〜
皆様、こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。
先日、Masumiのブログでもありましたように、ここカナダでも、コロナウイルスの影響は至る所に散見されています。
対策として、レストランはテイクアウト以外の営業停止令が出ていたのですが、つい先日24日にはなんと、あの超大手バーガーチェーン、マクドナルド・カナダは、テイクアウトも完全クローズを宣言。これにより、マックに踏み入るお客さんは実質ゼロということに。ドライブ・スルーやデリバリーなど、接触人数の少ない方法のみに限り、営業するとのこと。
↑ その後、ビーチも混み合い、駐車場などが閉鎖されています。
薬局や食料品店など、生活必需品店はもちろん営業しているのですが、缶詰食品の棚はがらんどう。ペーパー類も「一人1つまで」などの制限があるにも関わらず品切れ。入り口にはすでに「消毒・殺菌液は品切れです」の看板。
私も食料品が底をつき、スーパーへ買い出しに行きましたが、いつものようにエコバッグを用意していると、レジ前には「エコバッグへ商品を入れるのはセルフでお願いします」との張り紙が。いつもですと、エコバッグだろうと、スーパー備え付けのビニール袋だろうと、カナダでは店員さんがバーコード読み取り後の商品を袋へしまっていくのですね。それが、このご時世、「持ち寄りバッグには触れない」という対策に移行したのです。スーパーの至る所には、「Social Distancing(社会距離戦略)」に関する注意書きも貼られています。
ビジネスではおきまりの「握手」も、今やご法度です。現在はほとんどの会社が出勤や会合を取り止めてはいますが、どうしてものビジネスシーンでは、この肘と肘の握手で挨拶することも今は多いようです。
ほとんどのビジネスは活動制限となっていますが、医療現場は異なります。
メトロバンクーバーの医療従事者の皆さんは、こんなメッセージを市民に呼びかけています。
”私たちはあなたたちのために病院へ。あなたたちは私たちの為に自宅へ。”
日々目まぐるしい急患対応の中、このメッセージが熱く響きますね。
そんな医療従事者の皆さんの想いが届いたのか、ダウンタウンバンクーバーの最西側では、こんなことが起こったようです。
夜7時になると、バンクーバーのウェスト・エンド地区では、拍手と歓声が鳴り響く夜が続いているそうなのです。こんな時期にお祝い事?ひんしゅく・・・なんてことではないのです。
このウェスト・エンド地区、実は近くにセント・ポール総合病院という大きな病院があるのです。夜7時は、医療従事者の方々のシフトチェンジの時間です。その時間に、近隣住民は、窓やバルコニーなどから、拍手と歓声で、彼らの誠意ある働きに感謝の意を示していたのです!
直接のハグや握手では伝えられない感謝を、こうして伝えようとするバンクーバー市民、なんだか心が温まります☺️
その拍手や声援は、日に日に大きくなっているのだとか。カナダの公共放送局、CBCは、関連ツイートに動画もアップしていましたので、ご興味のある方は、そちらもご覧ください。
↑ 今ちょうど様々な桜がバンクーバー市内で咲いています!
長引く自宅待機期間の中、気の滅入ることも少なくないかと思いますが、希望を持って乗り切っていきましょう💪✨
日本にいらっしゃる皆様も、健康に、そして安全にお過ごしになられますよう。
By Mayumi
2 Comments
投稿してから14日以上経過しているためコメントを停止しています。
久しぶりにブログを見ました。
お元気での様子にホッと致しました。
一昨年孫達とキツラノ滞在が夢の様です。
ましてや12年前のバンクーバー滞在‼️
真澄さんには大変お世話になり、素晴らしい毎日を過ごす事が出来ました。
夢のまた夢です!ありがとうございました。
これからも頑張って下さいね
節子様
お元気そうで何よりです!本当懐かしいですねー。
日本もここ数日で、変化が生じたのではないでしょうか?
こちらはすでに1ヶ月ちかく(拙宅は早めにはじめてますので)家族意外と会わない生活をしています。
気をつけているつもりでも風邪をひいてしまったり、やはり外で体を動かせないと色々難しいとは思いつつです。
お身体どうぞくれぐれもご自愛ください。
Masumi