2020-01-09

サステナビリティー!@SDG’s

以前にもお伝えしておりますが、近年、スタッフの研修として何度かSDG’sのセミナーに日本やカナダで参加しております。

ブログでは詳細をお伝えしておりませんが、こちらは年末にバンクーバーであったものです。

サステナビリティー SDG's

こちらのイベントは、スタッフの知人が企画したイベントで約100名近い方達が参加していらっしゃいました。

食べ残しの食材」についてのセミナーでした。

実は。。。

サステナブル SDG's

↑ カナダでの食べ残しの状況 加工処理などでの破棄が多いですね。

 

世界中で年間、1.3billion tonnes==>1,000,000,000,000キログラム (1兆キロ)もの食べ物が破棄されているそうですが、それらはなんと、カナダ🇨🇦とインド🇮🇳を足したほどの広大な農地から生産される食べ物と同じほどだそうです。すごっ😢

 

そしてそれら食物の破棄をなくすことにより、CO2の大幅な削減(数値は忘れましたがかなりの改善です)そして水も無駄にならず、地球環境の改善に貢献するのです。

 

ちなみにFood Carbon Emissions Calculatorというのがございまして、農作物の産地や破棄する量を記載しますと、どのくらいのCO2を生産してしまったのかが出るウエブサイトがあります。今の私には、日々の生活をこなすだけで精一杯なので、実際数値を決めて生活は出来ませんが、日々の行動を改めるために時折確認したいと思っています。

 

現在カナダには、売れ残りのパンを使って作ったビール🍺やスーパーの売れ残り野菜を利用した野菜ジュースを生産している会社がありまして、それらの会社の方や、生ゴミ処理などの指導をしている市役所の方、コンサルタントなどなど様々な方達がスピーカーとして登場いたしました!

 

サステナブル SDG's

↑ 売れ残り野菜を加工したお料理!

今回は、スタッフの一人からの誘いで、では何人かで参加しようとなったのですが、このように自ら学ぶことを厭わない人たちに囲まれ、とてもありがたいなーと感じています!

サステナブル SDG's

 

実は、このような破棄される食材を利用したレストラン、UBCにもそのようなカフェがありまして、近頃はそこをよく利用しています。

UBCファームで取れた食材を利用したり(輸送に関わるCO2を出来るだけ減らすため)、破棄される食材を使って作っていて、マグカップなども不揃いですが居心地がいいのです💕

食材を全て使おうと思いつつ、冷蔵庫に必ず忘れられたものが存在してしまいます。ゴミも出来るだけ少なくしているつもり、買い物も減らしているつもりではあるのですが、このイベントの時も企画の方に、「思うか思わないかで、結果は大きく異なるからいいのよー。最初から完璧は、難しいから!」と言われて、ありがたいのですが、プラスチックの利用も含め改善点が山積みです。

By Masumi 

 

 

2 Comments

  1. Masa says:

    「売れ残りのパンを使って作ったビール」ですか。
    日本でも、今日の新聞のニュースですが、全国の230のパン屋が売れ残りのパン(通常は廃棄)を、共同で、2,3割安く売るネット通販をやっているそうです。

    これはSDGs目標で言えば、No.12の「Responsible Consumption and Production」に相当しますかね。
    2019年施行の法律「食品ロスの削減の推進に関する法律」では、最初にこう書いています。
    「我が国においては、まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費等の各段階において日常的に廃棄され、大量の食品ロスが発生している。」と。
    また、「まだ食べることができる食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人々に提供することを含め、できるだけ食品として活用するようにしていくことが重要である。」とも書いています。
    昔は家畜のエサなどへの需要がありましたが、今は無いようですね。

    各家庭で必要なだけ、その都度焼いていたパンも、消費生活が進むと、消費者と生産者が分離してきて、大量生産を招き、結果として廃棄品が増えるということになるのですね。

    1. Masaさん
      年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか?
      今年も宜しくお願いいたします!

      当初、カナダに引っ越してきて感じたのは、賞味期限が近いものを安く売っていないことでした。日本のスーパーなどでは、割り引いて売っているですが、こちらではなくて。最近は、値引きもよく見かけるようになりましたし、ビールまで作っているようです ホームレス施設への寄付なども一部聞きますが、大量生産になればやはり破棄率高くなりますね。おっしゃる通り「Responsible Consumption and Production」が該当しますね、こちらの場合は、生産&販売を地域で行い、消費そして売れ残りも再利用する動きを同時に推奨していますので、11 Sustainable cities and communityも関係してくるでしょう。二酸化炭素の余分な排出を避けるために、地産地消を推奨しています。

      バンクーバー市は、昔のように少し各家庭で食べ物を生産していこうという働きも陰ながらしているようです。
      今日は、久しぶりに快晴のバンクーバーです!
      Masumi

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