2019-12-05
イーグルウオッチング!
今年の冬は、寒くなりそう〜🌨という予報が出ているバンクーバー。
すでにグラウスマウンテンなどの頂上は、雪景色です。
下界はまだまだですが、週末は少しだけ雪⛄️がちらついたほどです。
さて、毎年のようにイーグルウオッチングへ出かけておりますが、今年もバンクーバーから北へ車で1時間ちょっとのスクワミッシュ(ブラッケンデール)というところへ行ってまいりました!某施設の会員用のイベントです!(会員といっても高級なところではなく。。。)
お仕事を時折手伝ってくれるUBC学生で林学を学んでいる生徒さん(アマンダ)がいて、彼女が絶対気にいるだろうと思う場所だったので、誘ったのです〜。
素敵な樹木に囲まれた森の中で、今日はイーグルウオッチングツアーです!
到着後から、アマンダが娘に樹の名前を教えてくれたのですが、なんと娘も先週学校で習った樹(シダやSpruce)の名前を言い合って、しかもその樹を森の中で見ることができたので、とっても充実した1日でした。
到着後すぐに3−4羽の白頭鷲が、サーモンを奪い合ってまして・・・
今回は、思ったよりサーモンがまだ遡上していなかったのですが、またもう少ししたらコーホーサーモンが遡上してくる予定とのこと。
↑ サーモンの死骸 Photo by アマンダ
サーモンの死骸がところどころに見えるのです。水深も1メートルは絶対無い(せいぜい30−50センチくらい?)ようなところなのですが、イーグルは、水中ダイブする気持ちは無さそうですねー。
それにしても惚れ惚れしてしまう美しさです。
いつもは、黒っぽい若い鷲が至るところにいるのですが、この日は成鳥を多く見ることができて、とってもラッキーでした💓
↑ アオサギ
こちらの施設では、サーモンのふ化場も併設していますので、こちらの川にどのような種類のサーモンが遡上してきているのかなど詳しく説明してくださったのです。日本では白鮭と銀鮭が主に捕獲されていると思うのですが、カナダに来て鮭の種類が色々あって、ちょっとカルチャーショックだったのを覚えています😊
秋に、日本へ帰省した時に、某酒造メーカーの方とお会いして、なんとサーモンの燻製を手作りされるそうなのですが、遠いところでは4000キロも遡上するカナダのサーモンと日本の鮭は、脂の付き方が全く違っていて、カナダ産のサーモンは美味しいとおっしゃっていらっしゃいました!
私は、いつも安いサーモンを買ってしまうのですが、確かにキングサーモンや白身のお魚も本当美味しいのがカナダ🇨🇦にはありますねー💕 幸せものですね〜。
↑ 1歳前後の白頭鷲!
さて、さて、話はそれましたが・・・
この台所のカウンターほどの背丈があるイーグル(白頭鷲)、羽を広げると2メートル近くあります。ちなみに巣も2メートル弱あるそうです。以前、巣の下に行ったことがあるのですが、色々な骨や羽が落ちてました😆
娘が5歳(身長110センチちょっと)ですが、1歳で白頭鷲も大きく成鳥しますねー😊
30年近く生きるそうですが、都市部と自然に囲まれている白頭鷲では、寿命もひなの数も異なるようです。
今回は、飛んでいる白頭鷲のピンとが合わず、写真面での満足度は高くなく、またリベンジで撮りに行く予定です。
By Masumi
2 Comments
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イーグルではなくサーモンの方の話題ですが、私の故郷の北海道でも、子供の頃から鮭はなじみがありました。
産卵のために生まれた川に遡上するのですが、産卵を終えた鮭は、北海道では「ほっちゃれ」と呼んでいました。食べていましたよ。ほっちゃれは、その場で、まもなく一生を終えてしまいます。
お示しの写真の死骸ですね。北海道ではカラスの餌になりました。死んでからもいろいろな生物の餌になり自然界を支えているようです。
そう言えば、キャピラノ吊り橋の近くに(湖の近く?)サケの孵化場(Salmon Hatchery) があり、そこまで歩いて行ったことが2度あります。その孵化場は、何と北海道の孵化場と提携しているとのことでした。
キャピラノの鮭のふ化場は北海道のふ化場と提携されているのですね。いつも色々教えていただきありがたいです。
それにしても贅沢なカラスですが、確かうちの実家(岩手)でも似た光景がありました笑。カナダの川を見ると大量に鮭が川を遡上し、野鳥や動物が鮭を食べるので山の奥深くにも鮭を介し、窒素や炭素、リンなどが通常より多く含まれると聞いたことがあります。実家の川は、河口付近で鮭が遡上しにくいようせき止めているのですが、自然に任せておくと熊もサーモンを捕食するでしょうし、生態系も少し変わることでしょうね。