2019-10-16
環境に優しい暮らしへ☘️
ググッと気温も下がり、すっかり冬支度模様になったバンクーバーからお届けです⛄️
日中でも、一桁台の気温になることもあるバンクーバーです❄️
日本からお越しになる方は、冬仕様の厚手のコートをお忘れなくいらしてくださいね〜🧥
少し肌寒い今日ですが、元気なキッズ野球のボランティアをしに、コミュニティセンター(公民館のようなところ)へ向かいました⚾️
その道中、建設途中の建物の前を通過し、こんな看板を発見👀
LEED GOLD?
ReUSE ReDUCE ReCycle、何だか聞き覚えのある言葉です🤔
よくよく目を凝らしてみると、中にはたっくさんの緑が🌲🌿🌱
建物は概ねできているのですが、植物も建物の一部として組み込んで、緑豊かなランドスケープを作るのですね🍀
完成がとても楽しみになりました😊
LEEDというのは、Leadership in Energy and Environmental Designの略で、
世界中で通用している、環境に優しいGreen Buildingに与えられる称号のようなものです🌱
LEEDの中にもグレードがあり、こちらの建物は2番目に優れたグレードのGOLDを目指していると!
LEEDの称号を獲得するには、電気消費量を抑えた構造だったり、自然由来のエネルギーを作り出せる仕組みだったり、廃棄物を再利用するスペースがあったりなど、環境に優しい機能を備えている必要があるのです。
UBCの中にも、たくさんのLEED Buildingがあります🍀
実は、なんと!最高グレードのPlatinumが2箇所も!(その他にも申請中の建物もあるらしい!?)
どんな取り組みをしているか学習すると、これがまた面白いのです。
例えば、この柱。
何だか工事途中の布のようなものが貼ってあるじゃないですか!
もしかして、工事の途中で忘れられちゃったの〜!?なんて心配をよそに、これにも工夫があるのです🧐
みなさんは、これがどんな風に機能するか想像できますか?
実はこれ、雨水が伝って降りて行き、下でろ過して貯水できるシステムになっています☔️
ちゃんと飲めるくらい衛生的な浄水になるそうです!
自然と手を取り合ったこの仕組み、「環境に優しい」とはまさに、こういうことを言うのだなーとにっこりしてしまう私です🤝
UBCのまた違うとある建物では、あえてエレベーターを利用客から見えづらい位置に設置し、階段使用を推奨してエネルギー消費量をセーブする構造を作っていたりもします!
Twilightでは、UBCやダウンタウンで、こういったSustainabilityに関するプログラムを実施しています👩🔧
がっつりSustainabilityをテーマにしたディスカッションから、関連施設を巡って取り組みを発見するスカベンジャーハントまで、お好みに応じてご用意しております💁♀️
日本にいた頃は、恥ずかしながら「環境問題って難しくて他人事っぽい感じ・・・」と感じてしまっていたのですが、多くの人がマイボトルを使用していたり、環境問題に取り組むカフェを積極使用しているところを見ると、「できることが身の回りにたくさんある!」と思えると共に、自分事として、地球が自分の生活の大きな一部であることを再確認できます🌍
小さなことから、少しずつ。環境に優しい暮らしを実践していこうと再認識する今日なのでした🌿
By Mayumi
2 Comments
投稿してから14日以上経過しているためコメントを停止しています。
まさに、SDGs(持続可能な開発目標)の話かと思いました。
日本の台風被害も温暖化と結びつけられることがあります。
目標の13番目の「Climate Action (気候変動に具体的な対策を)」
アディダス社は、海洋廃棄物や漁網から回収し再利用した繊維と糸でランニング・シューズを開発。「1足について、約11本分のプラスチックボトルの海への流入を防ぐ」ことを実現したそうです。
そう言えば、世界中を飛び回る多数の航空機はCO2 を大量にまき散らしているそうですね。ひと昔前は、オーストラリアで飼育されている牛が反芻でゲップをし、結果として大量のメタンガスを大気中に放出しているという話を聞いて、何と大げさなと、笑いましたが、今はまじめな話になっていますね。
Masaさん
おっしゃる通り、ここ何年かSDG’s関連のお仕事増えました!UBCは特に取り組みが熱心ですので、行くたびに学ぶことが多いですし、弊社スタッフ用にも先日、サステナビィティー関係の勉強をUBCでしたほどです。
お仕事を手伝ってくれる学生もベジタリアンが多くなってきましたが、理由などは、肉食をやめることにより地球環境がよくなるから。。。と、日々の生活も地球環境をよくするために変えようという学生が多いのには、感心しています。
アディダスなども素晴らしいですね。企業の取り組みが本当重要になってきていますし、感心のある消費者も多いですね。
Masumi