2017-07-08
まだUBC出没中!@TRIUMF
楽しい楽しい遊学が終わったのですが、貧乏暇なしの私たちは休む暇もなく、まだUBC出没中です。
某学校さんがぜひ行きたいということで、TRIUMFを訪問。
実は、以前から行きたいと思いつつ行っていない場所です。TRIUMFって何をするところ?とお思いでしょうが、subatomic physics (素粒子物理学)の研究所です。正直、日本語でも全く理解していない私です(汗)
一応、NUCLEAR REGULATION SITE(原子力規制)のされている場所ですので、何名入るのか、そしてどのくらい放射能を浴びてしまうのか、計測されます。
こちらの装置を取り付けて、被曝の数値を管理しています。
ちなみに一回の訪問でバナナ3本くらいの被曝量と同じだそうです。たいした事ないんだよ〜と。でも、福島もありましたし、いろいろ考えてしまいますよね。
私たちはつけませんでしたが、案内してくださったスタッフは、二つつけてました!
六角形の装置は、定期的に測定するもの。一人一人の名前入りです。
横から見ると、中が少し見えまして、そちらの内部にあるもので測定するのだとか。
ペン型は、一回づつ測定し、光のほう(太陽など)を見ますと中に定規のようなものが浮かび上がり、どのくらい被曝したのかがわかるのです。
私も見せてもらいました!
さてさて、いよいよ規制区域内に入っちゃいました。ドキドキ。
目の前には、こんな建物が。
これからこちらの内部に入ります。
内部はこんな感じ。
正直、詳細はわかりません。
セキュリティーなど管理をしているお部屋。
もちろん24時間稼働中です。
ここは、少し面白かったのですが、ピンがたちます!
原子レベルのお話でしたが、???
ピンたちました!
そして、私にも少しわかったのは、UBCの病院とも提携していて、様々な放射能治療についての研究がされていること。
これって、かなり画期的なことと思うんですけれど・・・がん治療などの際に、放射能を利用しますが、出来立て ”ほやほや” のものを体内に注射するためこちらで作り、2.5キロ離れた病院まで地下にあるエアシュートを利用して、瞬時に送っているそうです。
というのも、出来上がってから早いものでは、8分で、長くとも20分で放射能が変質してしまうためのようです。(さて、こういう表現が物理学的に正しいのかは不明ですが汗)
弊社のお客様には、いままで何名か物理学の教授の皆さんもいらしたので、事前に私がここを訪れていればご紹介できたのにと少し反省しています。
もともとバンクーバー近郊の大学が合同で設立された研究所ですが、今では世界中の研究者が集まっています。日本もそのうちの一つのようです。
でも実際こちらで勤務されていらっしゃる方々は、物理学の専門だけではなく、化学やロジスティック、データ、様々だそうで、そういう意味でも興味深いです。
某学校さんが行くことになったら、物理学の英語のみならず日本語でもお勉強が必要で・・・ちょっと気が遠くなりました。
By Masumi
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