退職されてすぐ60歳の時に「カナディアン・カルチャー遊学」にご参加いただいたOさん（男性）に英語のお勉強方法をお聞きいたしました！（59歳での早期リタイヤされ、1ヶ月ニュージーランドでの語学研修を受けられたそうです！）

リピーターではなく、初めてのお客様のOさん、到着してわずかの間にこうお聞きしたのを覚えています。

「もしかして、海外勤務のご経験おありですか？」

答えはNoでしたが、発音もとてもきれいで、会話もスムーズだったのです。

遊学の時は出来るだけ英語の先生と一緒に空港でお客様をお待ちしているのです。近頃は、ANA便も加わり1日3便のご到着がありますので、先生は第1陣にご到着の方々と一緒に大学にすでに移動していることもありますが、出来るだけ日本人スタッフよりカナダ人に接していただこう〜と思っているので、今年も先生は少なくともお一人空港でお待ちしています！

そうすることにより、お客様が英語で話さなければいけない状況を作っているのですが、Oさんの発音はとてもきれいだったのを覚えています。

大学では社会心理学を学び、その後特に英語とは全く関係のない日本の企業にお勤めされていらっしゃいました。高校のときに1年から2年にかけて、近くのアメリカンスクールで開かれていた英会話クラスに通われ、（１回約１時間半、週２回位か？）他にリンガフォンという英語教材をご利用になっていらしたそうです。

「何れにしてもそれで大した実力がついた訳ではありませんが、多少とでも発音をお褒めいただくような、或いはあまり物怖じせずに接しているように見えるとすれば、その時の経験が少し役立っているのかもしれません。」←ご本人談。

そして、こちらからがすごいのですが・・・
「NHKのラジオ講座を使って習慣として学習するようになったのは、リタイアしてからです。現役時代は仕事が本当に忙しく、仕事絡み以外の勉強をする機会はほとんどありませんでした。」
本当、お忙しく、そしてまじめに勤務されていらしたと思います。

↑　UBCの図書館

現在は以下の講座を利用しています。
①ラジオ英会話②実践ビジネス英語③攻略！英語リスニング④英会話タイムトライアル⑤NHKニュースで英会話　です。
①は口語表現に多く接するため、②③は比較的長い文や会話において、スピードについていき理解できるようになるため。この二つはトピックの内容も興味深いものが多い
④は最近はじめた講座で、ラジオ講座でありながらスピーキングの練習に重点を置いている。
⑤は放送ではなく、テキスト（とCD）を利用してボキャブラリーを増やすために利用している。語句の解説が丁寧なため。

声に出して練習しています。声に出すことはとても大事ことと思っています。
頻度は特に用事がなければ週日は毎日。土日は、時間があるときに気が向けばというところです。
放送はラジオレコーダーに録音して各講座をまとめて、ほぼ決まった生活時間帯に習慣として聴いています。
英語を学習する時間は１日２時間位でしょうか。

↑　ご本人談。

さらりとOさんにメールでお礼のお返事してしまいましたが・・・えっ、1日2時間？！
大学受験中じゃないのに、1日2時間も〜！！爪の垢を煎じて飲ませて下さい！って感じですね。

実は、私も中学のときに（遥か昔・・・）NHKの英語講座を受講してテープ（今の中学生、テープ見たことあるんでしょうか？笑）を何度も聞き返して、発音してみながらお勉強してました。声に出しての学習は、本当Oさんに同感です！
日本の中学＆高校で、NHK講座のテキストを利用したら、絶対日本人の英会話力上がると思うのですが・・・しかも安いですし。

さて、Oさんにも当てはまるのですが、私の勝手な判断ですが、会話のお上手なお客様は、英語でお話するときに必ず相手の目をご覧になっています！英語を話すだけで緊張しますし、普段から日本人はあまり相手の目をご覧になっていない場合も多いのですが、英会話がお上手な方は、ほぼ99.9％の割合で、相手の目をご覧になってますね。

そして、あまりお上手じゃない方も、相手の目をご覧になっていると、上達の度合いが早い気がしているのは、私だけかな〜（笑）

Oさん、ご丁寧にご回答いただき、ご協力ありがとうございました！！私もがんばります！！

By Masumi

 

＊こちらもご覧ください！
https://twilight-traveler.com/blog/2015/04/p_4510/

【60代からの英語の勉強法】夢：1年間外国で生活してみたい！を叶えたYさん！