2013-12-04
【大人の留学&海外研修】看護師さんとご一緒したシニア施設2
続きです。
看護師さんとは、公的なシニア施設・知的障害をお持ちの方のシニア施設(ケアホーム)をご紹介しましたが、ほかにもプライベートで少し高級なシニア施設、そしてまだお元気な方が自宅から通われ交流を楽しんでいる公的な機関にも伺いました。
さて、こちら高級な施設です。
こちらにも最高年齢104歳の方が(女性)いらっしゃいました。スタッフの方から、見ためではわからないはずと言われたのですが、正直70代くらいにしか見えない方でした!!
秘訣は何なんでしょうね?体が少しがっしりしていて、白人の方特有の高齢のしわもなく、(少しぽっちゃりしていらしたからかも)年齢を言われなければ70代にしか見えない方でした!!
↑ ランチをいただいたのですが、さすが高級なシニアホームだけあって、コースメニュー(ジュース・前菜・スープ・メイン・デザート・コーヒーか紅茶)です。そして食堂でいただいたのですが、男性人は多くの方がビジネスシャツにジャケットもしくはネクタイでした。夜はもっときちんとした格好されていらっしゃるのでしょうね。
アメリカではよく上流階級の方はそういう格好が多いですが、カナダにもやはりいらっしゃいますね。
ジュースとスープです。
こちらはデザート!量が多いとかいいながら、しっかりいただいてしまいました(笑)
こちらの施設はお部屋とお食事がついたお値段設定です。お部屋の大きさにもよりますが、約35万〜と考えていただくとよろしいでしょう。ただし、もちろんお食事飽きたりしますから、毎食こちらではなく、外食される方も多いようです。介護はついておりません。
お部屋はこんな雰囲気です。ベッドルームやバス・トイレもお部屋内にあります。
コンドミニアムのスタッフやコンシエルジュが24時間いるバージョンと思っていただけるといいでしょう。
どちらかというと白人の方が多い施設でした。お食事など民族により好みが出ますので、カナダのように他民族な国家は、そういう部分そしてもちろん生活水準の違いなどもありますので、日本よりさらに細分化されていくのかなと思いました。
↑ 施設内の図書室です。
実は、お客様が一番訪問後に喜んでくださったのが、自宅から皆さんが通う施設でした。シニア向けのアクティヴィティーを多く提供し、いつまでも元気なシニアを!という雰囲気ですすめられていて、アクティビティーやプログラムごとに料金をしはらっていくものです。日本のカルチャーセンターを少し雰囲気を変えたかんじでしょうか。
レストランもついています。
そして、さすが看護師さんです。
こちらのケアの中で、爪のケアをどちらの施設も有料にしているのをご覧になって、日本もそうすべきとおっしゃっていましたし、死生観(宗教観?)が異なるお話もさせていただきました。こちらに住んでいる日本人の友人と話をするときに、宗教観違うよね〜とよく話題になります。特にカナダ人やアメリカ人と接している方達と。こちらに数十年お住まいになっていらしても、日本人とだけお付き合いされたり、現地の方とあまり接していない方たちは、日本人は無宗教などと言ったりしますが、私は宗教観の違いによく驚かされています。
それらにより、延命治療やら介護についてのケアや治療が異なるようですね。
By Masumi
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