2012-03-15
震災からやっと一年です。
いろいろな事情があり、NYで3月11日を過ごしました。
バンクーバーでも日本人&日系人の方々が集まり、募金活動などがなされ、私も岩手。釜石・大槌・陸前高田の被災地の様子の写真を提供いたしました。数団体からの写真100点あまりが展示されたようですが、なんと岩手の写真は私のみ。集められた寄付金の全額は福島県へ送られるとお聞きいたしました。
そして、こちらNYのイベントも・・・日系団体など100団体が協力した!という大きいイベントで、事前に主催の方へ、現状を知っていただくため写真の提供など喜んでしますよとお伝えしたものの、遅かったようです。こちらも現状報告やスピーチ関係は福島・宮城のみ。岩手関係皆無です・・・
日本の新聞や、インターネットでは、地元の記事があるとすぐ読むからでしょうか?そして地元の人たちと連絡をとっているからか、岩手もそれなりに支援されていると思っていたのですが、愕然としましたし、被災している地元の人に申し訳なく思いながら過ごした週末でした。
あっ・・・表現が難しいのですが、岩手にももう少し関心が集まっていると錯覚していた自分が間違いだったと、思ったまでです。
被災地以外のご出身の方が、寄付をしてくださったり、ボランティアなどでお出かけし、活動してくださり、とても嬉しく思っております。岩手は確かに本当、遠いのです。
先ほど、バンクーバーの友人から(ちらりと上述のことを申したからでしょうか)、4月に募金活動をするので写真を提供してくれないかな?と連絡があり、写真が岩手なので・・・岩手の自治体へ寄付をしたいとのこと!!もちろん喜んで!とすぐにお返事しました。
By Masumi
2 Comments
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真澄さんのお気持ち、お察しします。
3.11の震災といえば、とくに海外では原発事故がある分、
福島に直結しやすいんでしょうね。。。
私が当日聴いていたラジオ番組(日本のですが)では、
岩手・釜石市でのライブ中継でしたよ〜。
当時の津波の様子のお話や、ボランティアの人や
地元の有名な旅館のおかみさんなどがインタビューで答えて、
復興に向けて頑張っていらっしゃる様子が伝わってきました。
でも、この真澄さんのNYでのお話も、
もっと広く伝わって欲しいなと思いました。
くまごろうさん!こんにちは。
ラジオ聴いていらしたのですね・・・私は聴いていないのですが、Twitterなどで様子を拝見していました。
バンクーバーもボランティア団体(AMDAとか日本財団その他)6+私の写真展で、私が加わるまで岩手はなく、NYは皆無でしたので、本当ショックでしたね。
日本国内にいる釜石出身者はそれを体感しているのでしょうね、釜石応援団なるものもあって、出身者の多くがサポートしています。岩手の物産展にしろ釜石関係の何かがあると、連絡をとりあい、時間があれば出かけているようです。
戦時中も空襲で焼け野原になり、やり直しているので、ほかの被災地に比べ”ど根性がある”と言われていますし、実際感じる部分はありますが、もっとがんばらないとだめだな〜と痛感いたしました。