2010-03-31
ユダヤ系のお祭りPassoverのお夕食!
ユダヤ系の方のお祭りにパスオーバーというお祭りがあります。
もともとパスオーバーは、エジプトで奴隷だったユダヤ人がモーゼに導かれてエジプトを脱出し、自由の民になったことを祝う祭りで、早く移動しないといけなかったため、イーストの発酵を待つ時間がなく、小麦を焼いたモッツアという(いただきましたがクラッカーの少し硬めの雰囲気です)パンを焼いて移動したといわれています。
イエスキリストを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐は、ユダヤ人であるキリストのセーダというパスオーバーの際にいただくお夕食の一場面だったとか・・・
お知り合いのご夫妻にお夕食のお招きを受け、月曜だったのですが喜んで伺いました!
手前から、赤カブのジュース入りのホースラディッシュ(辛味大根?!かな)、レタスの上にはホワイトフィッシュのつみれ(こちらが後述の牛タンとともにとっても美味でした!!)、モッツア、鳥のレバーのパテ
今夜も国籍豊かです。
ホストのご主人はユダヤ系カナダ人、奥様は日本人、奥様のご友人のセルビア人の女性、シリア人のご夫妻、私の主人(アメリカ人)+私は日本人ということで、5カ国ですね。楽しいひと時でした。
こちらは羊の骨付きのすね肉〜!
この骨を社外取締役用にいただいてくるのをすっかり忘れてしまって・・・
牛タン!おいしかったです〜。3時間ほど煮て、その煮汁をソースにして上からかけていただきました。
トマトとズッキーニとモッツアレラチーズ焼き!
まあ、楽しいと一言で片付けるのは簡単ですが、通常初めてお会いする場合、政治と宗教の話はしないという暗黙の了解というかマナーがあるかもしれませんが、思いっきり政治のお話でした。まあ、ホストとイランのご夫妻が仲がよく、いつも政治の話題なのと、私たちもご夫妻に何度も会いしているからという理由はあるでしょう。
今宵は、アメリカ人であることがかわいそうだな〜と思うくらい、アメリカバッシングの話題が多く、いや、でも、皆さん話術豊富ですので、もちろんジョークを交えながら、かつ議論を楽しんでいらっしゃるのですが・・。
イランのご主人もホストも教鞭をとっている立場で、政治関係の学会にも参加しているレベル。難しいの一言でした。
さて、お客さまから時折、北米で自宅に呼ばれた際に何を持っていけばいいのか聞かれたりします。今回は、お夕食そして主人も連れていきましたので、私たちはデザートとワイン(事前に電話でお伝えしました)それにお花をお持ちしました。
通常は、ワインだけでも十分かと思いますが、こちらのお宅では写真以外にも数品おつくりになり、結構なお食事というのを存じておりましたので、ほかにもお持ちしました。
日本でどなたかのお宅にお邪魔するときと同じ雰囲気かと思います。
こちらですと、若干事前にどういうお食事になるのか?などをお聞きして、(何もいりませんと言われことも多いです。今回もそうですが、これを持って行きますとお伝えしてしまいます)その雰囲気に合わせお持ちします。また、アレルギーやベジタリアンの方や宗教上の制約のある方もいらっしゃいますので、若干その点もお聞きしてもよろしいでしょう。
楽しい&またまた、お勉強しないといけないと痛感した日でした。
追加
この日の面白かったジョーク
イラン人の奥様のお話より(実話のようです)クリスチャンの方ごめんなさい!
友達が、アパートでゴキブリを発見。
バンクーバーに到着したばかりで英語を勉強中。
ちなみに、とっても片言の英語のレベルだったようです。
管理人をあわてて呼び、部屋のゴキブリを見せると
管理人:「OH、ジーザスJesus!」(驚いた時の表現)
友達:ごきぶりを指差しながら「Yes, Jesus here, Jesus there!!!」
BY Masumi
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