2010-01-15
2010 Vancouver Olympicを楽しむ100話 -6話:Aboriginal Four host firstnations-Musqueam Nation
2010年バンクーバーオリンピックはファーストネーション(先住民族)の方々の大きな協力があります。マスコットもファーストネーションにゆかりのあるもの、そしてメダルも。
オリンピックの開催されるバンクーバー、そしてウィスラー近郊に住むファーストネーションの4族の方は深く今回のオリンピックに携わっています。
こういう考え方がカナダらしさを感じます。(小声ですが・・・カナダのお隣の国ではそういう発想は当分生まれなそう・・・)
まずはバンクーバー市内に居を構える、Musqueam Nation。
実は、弊社のカナディアン・カルチャー遊学の際にもこちらにお邪魔して、いろいろなお話をお伺いいたしました。
バンクーバー市内で唯一、鮭が上る小川が敷地内にあり、その川の浄化運動のお話や森の一角の神聖な場所を訪れたり、学校を見学したりしました。
UBCの近くに住んでいらっしゃいます。
紹介のページには、”本来自分たち部族が所有していた敷地のほんの一部の場所”におよそ1000人で住んでいるとあります。
バンクーバー空港の到着したところにある”Coast Salish Spindle Whorl”は世界で一番大きく(5.5メートル)こちらの部族のSusan A. Pointさんが1996年にデザイン・彫ったものです。レッドシダー(米杉)です。
ちょっと斜めの写真ですが、日本から帰国した時に写しました。
ファーストネーションの神話は、名前がわかりにくかったり、途中で名前が変わったり、訳すのが大変なのですが、日本の昔から伝わる昔話に似ているところがあって、私は好きですね。特に、大きな岩や木に神が宿るというアニミズムの精神など自然に優しいところが…。
ファーストネーションについてのお話はまた続きます。
By Masumi
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