2009-05-09
カナダのインフルエンザ情報追加と残念なお知らせ
さて、今日もバンクーバー領事館よりインフルエンザについての最新情報の連絡がありました。
以下ご確認くださいませ。
(一部略)
1.BC疾病管理センター(BC Centre for Disease Control)は8日、本日新たに6件(バンクーバー市周辺の沿岸地域1件及びフレイザー地域5件)の症例が確認されたと発表しました。これでBC州における新型インフルエンザ発症例は合計60件となりました。いずれのケースについても感染者は既に回復または回復途中にあるとのことです。
2.カナダ連邦公衆衛生庁(Public Health Agency of Canada)の発表(http://www.phac-aspc.gc.ca/alert-alerte/swine-porcine/surveillance-eng.php)によりますと、カナダ全土では新たに28件の症例が確認され、合計242件の症例が確認されています。これらのケースのほとんどについて感染者は既に回復または回復途中にあるといわれておりますが、本日、4月28日にアルバータ州で死亡した30代の女性が新型インフルエンザに感染していたことが判明しました。
↑風邪の予防には休養が一番。
誰?
僕に「馬鹿は、風邪引かない」から大丈夫って言っているのは??
3.日本からの報道によりますと、厚生労働省は日本時間の9日朝、成田国際空港の検疫で、トロントから米デトロイトを経由し成田に帰国した大阪府の日本人男性3人が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表しました。これら感染事実は、水際の検疫対策の段階で判明したものです。感染が確認されたのはオンタリオ州ホルトン地区オークビルに短期留学していた大阪府立高校の40代の教員1人と生徒2人の計3人です。
4.カナダ・アルバータ州でカナダ人感染者の死亡が確認され、また、日本人の間にも感染者が発生してきている現状ですが、引き続き、下記リンク先の日本及びカナダ側関係機関の最新情報も把握しつつ、冷静に行動いただきますようお願い申し上げます。
更に、これも繰り返しになりますが、日頃より以下の対応にご留意下さい。
(1)手洗い及びうがいの励行
(2)咳及びクシャミをするときは飛沫が拡散しないようエチケットを守ること
(3)発熱や呼吸器疾患などが認められるときは、ホームドクター、ウォークイン・クリニック等の医療施設を訪問するか、24時間看護士ヘルプライン1-866-215-4700に電話で相談なさってください(”Japanese Please!”といえば、日本語での相談も可能です)。
緊急の際には、911を通じて総合病院の緊急病棟を受診することも考慮してください。
(参照)
日本語のヘルプ電話リストが載っているピアねっとのページ:http://www.peer-net.net/j/list.html
バンクーバー広域圏及びビクトリアの主要病院:http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular_j/safety_info/bird_flu_j/hospital_list.htm
以上、本日のご報告とさせていただきます。穏やかな週末を過ごされますように。
(バンクーバー領事館より)
残念ではありますが、6月のカナディアン・カルチャー遊学は、お客様に不安を感じる方も多く、キャンセルとさせていただきました。もちろんお客様の気持ちよ〜くわかります。また、お申し込みして楽しみにしていただいていたお客様には大変申し訳なく感じますが、こればかりはすみません。
個人的には、毎年インフルエンザで亡くなる方の人数と、現在の状況を加味しますとそれほど脅威のインフルエンザでもないように思いますが、専門家の意見も分かれているようですね。
6月はキャンセルになったので、それでは7月にというお客様もいらっしゃり大変嬉しく思います。どうにか騒動が落ち着くことを祈りつつ・・・
皆さんよい週末を
By Masumi
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