2008-03-03

ちょっと怖いお話(米国編)

先日主人がフロリダにいる母に会いに行くと、70代半ばの義理の母は老眼鏡をかけながら、Googleでヒラリー上院議員のホームページを検索することまでは出来たそうですが・・・「ヒラリーに寄付したいの!でもね、インターネットで何度もしようとするけれど、出来ないのよ!!!」と助けを求めたそうです。 主人が確認してみると、Googleでヒラリー議員の検索後たくさんのホームページがパソコンの画面いっぱいに立ち上がり、最終的にオバマ議員のホームページへ導かれてしまったそうです。 聞くところ、オバマ氏のサイトはITについての専門家が多く携わっているようで、他議員の検索に対し、スパムをしかけたり、いろいろと手の込んだことがしてあるようです。 私がGoogle経由でヒラリー議員を検索したときは、全く支障がなかったのですが、Googleは誰が何を検索したか全て把握しており 1)アメリカ居住ではない 2)英語のみならず日本語も利用 3)ヒラリー議員をサポートしているといわれる中高年層ではない など該当しなかったのでは?!と思います。 アメリカで昨年、妻を強盗に殺され、自分も撃たれて怪我をしたと主張していた夫がGoogleで事件前に生命保険情報、ピストルでの怪我の状況を検索していたため怪しいとされ、最終的に妻を殺人したという容疑で逮捕されました。 そうなのです!!貴女の検索した言葉が数年たってもGoogle社で蓄積されているのだそうです。 こわいですね・・・〜?!うっかり検索もしていられません。 他にもGoogleで検索し、スペルミスしたものなどは、件数によっては即グーグルがドメインを取得する、そしてもう少し怖いのは、ある言葉を検索し、 (例ホンダ) → (検索結果 ホンダリコール、ホンダ欠陥商品) などが1ページ目に来ますと、えっ?!ホンダって何か変なの?!ということになりますよね?そのようなことが出来る?!している?!らしいです。 オバマ氏のIT関係の方(もしくは支持者)がしたスパムはGoogleはアメリカ人のかなり多くの方が利用するサイトというのを逆手にとってのことですが、無知のままでいると怖いですね。ふと、学生の頃読んだ【統計でうそをつく本】という本を思い出しました。何事も一歩引いて落ち着いて考えなければいけませんね。

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